2015年(平成27)、端島は「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとしてユネスコの世界遺産に登録されました。近代的な高層建築群が林立する島影が巨大な戦艦を彷彿させることから 「軍艦島」とも呼ばれ、約85年にわたって日本の近代化を支えました。海上炭坑都市の遺構が、往時の面影を宿したまま残る景観は、明治・大正・昭和という激動の時代のタイムカプセルと言えるでしょう。
しかし近年、自然災害や老朽化により、その保存は危機的な状況にあります。本ツアーは、「GUNKANJIMA PROJECT(G:PROJECT)」と銘打ち、崩壊に向かうこの島を守るための取り組みとして、これまで非公開だったエリアを一般に公開することにより、現状を理解・記録し、貴重な遺産の保全と次世代への継承を目的として、長崎市など各方面の協力のもと、特別に企画されました。

北・南の2コースをご用意

ツアーのコースは、島の北側を巡るルートと南側を巡るルートの2種類を用意しました。それぞれ異なる景観を体感でき、歴史的に重要なポイントについては、現場で解説を聞きながら島内を歩くことができます。

北側1キャプション:ベルトコンベア支柱
(採炭された石炭を運搬船に運んだ構造物)

北側2キャプション:65号棟
(島内最大のアパート、屋上には保育園があった)

南側1キャプション:30号棟
(日本最古の鉄筋コンクリート高層アパート)

南側2キャプション:山道
(島の頂上にまで繋がる岩礁上の通路)

料金の一部は整備基金に寄付されます

ツアー料金の一部は、現在、長崎市が進めている「軍艦島整備基金」へ寄付され、護岸の保全や建物の保存工事などに役立てられます。ツアー中は、元島民のガイドが島の歴史や文化を語るほか、これまで進められてきた護岸などの保全状況や将来的な建物保存の計画についても解説します。

株式会社ユニバーサルワーカーズは、これまで皆様より頂いた寄付と軍艦島デジタルミュージアムでの売上げの一部を端島整備基金へ寄付してまいりました。

以下が寄付の実績になります。
平成28年07月29日 841,347円
平成29年06月09日 615,725円
平成30年07月05日 565,669円
令和06年04月17日 1,845,628円
合計 3,868,369円

2024年(令和6)時点で進行中の保全計画

①護岸の補強
②第3竪坑捲座の補強・補修
③生産施設遺構(17施設)の劣化状況調査と保存方法の検討
④入坑桟橋の保存整備
⑤端島神社下通路の床版補強

ツアー詳細

ツアー料金:¥100,000(税込み・おひとり様)
※ツアー料金に含まれるもの:
・乗船料金(特別チャーター便)
・元島民ガイド+安全誘導員フルアテンド
・損害保険料
・端島整備基金への寄付

プレミアム特典
・スペシャルムービー視聴
・限定プレミアムブック進呈(非売品)
・上陸証明書進呈
・軍艦島デジタルミュージアム入館

スケジュール
08:00常盤ターミナル集合

08:15常盤桟橋出港
09:00軍艦島到着(上陸2時間40分)
11:40軍艦島出港(周遊15分)
12:45帰港
集合場所:軍艦島コンシェルジュラウンジ
(長崎市常盤町1-60常盤ターミナル1階) 

問合せ:軍艦島コンシェルジュ 
tel:095(895)9300 
mail: ask@gunkanjima-concierge.com

ツアー船:Triton(トリトン)

 
船名 Triton
ボディ アルミニウム製
全長 16.50m
全幅 4.55m
総トン数 19トン
旅客定員 全席53名/船内39名

ツアー詳細

ツアー料金:¥100,000(おひとり様)
※ツアー料金に含まれるもの:乗船料金(特別チャーター便)、元島民ガイド(1名)+安全誘導員(4名)フルアテンド、損害保険料、端島整備基金への寄付など

プレミアム特典:スペシャルムービー視聴、限定プレミアムブック進呈(非売品)、上陸証明書進呈、軍艦島デジタルミュージアム入館料など

スケジュール: 8:00常盤ターミナル集合
8:15常盤桟橋出港
9:00軍艦島到着(上陸2時間40分)
11:40軍艦島出港(周遊15分)
12:45帰港
集合場所:軍艦島コンシェルジュラウンジ(長崎市常盤町1-60常盤ターミナル1階) 
問合せ:軍艦島コンシェルジュ 
tel:095(895)9300 mail: ask@gunkanjima-concierge.com

ツアー船:Triton(トリトン)

 
船名 Triton
ボディ アルミニウム製
全長 16.50m
全幅 4.55m
総トン数 19トン
旅客定員 全席53名/船内39名